私たちは心身に何か変化が起こると、それを元の状態に戻そうとする作用が働きます。
暑いときは、体温を下げるために汗をかきます。
寒いときは、身体を震えさせて運動を起こすことにより体温を上げようとします。
絶えず変化する体外環境により私たちの身体と心は影響を受け続けることになりますが、
体内環境を一定に保とうとする仕組み、それが「ホメオスタシス(生体恒常性)」です。
自然治癒力もこの仕組みの一部です。
こうした機能は自身が意識的に起こそうとしているものではなく、
心臓の鼓動や呼吸のように無意識に行われる、元々体内に備わっている機能です。
ホメオスタシスの力を見直すべきときが来た
近代医学では、“特定の病気は、ある特定の原因によって引き起こされるもの”とする、「特定病因説」に基づいています。
心筋梗塞は、血栓ができた血管を拡げれば治る、
破傷風は、破傷風菌をやっつけることによって治る、
といった具合です。
確かにこのような「特定病因説」による恩恵も大きいものがありますが、
この考え方だけでは治せない病気があることもわかってきました。
風邪を引いたとき、喉が痛いからといって喉の腫れを抑えただけでは風邪は治りません。
症状と原因が別である、または対症療法はできても原因がつかめない病気は身近にもたくさんあります。
このことで近年自然治癒力そしてホメオスタシスに再び注目が集まっています。
疲れた、元気が出ないというときに
現代人はすぐにドリンク剤やサプリメントに頼ってしまいがちですが、
奮い立たせる力、調子を整える成分というのは、
本来、身体の中から作り出せるのです。
しかし、ストレス過多、睡眠時間の減少、不規則な生活習慣など
ホメオスタシスの力を発揮したくてもできない現代では
薬に依存してしまう考えと身体になってしまいがちです。
私たちプラズマ療法メッセージギャラリーでは
身体本来が持つ「健康な状態に戻る」力を
今一度取り戻す取り組みを行っています。