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9月21日は【世界アルツハイマーデー】

9月21日は【世界アルツハイマーデー】

2025年には軽度認知障害の人と認知症高齢者の数を合計するとおよそ1,300万人が認知症になるといわれています。65歳以上に限ればなんと3人に1人が認知症あるいはその予備軍になるという可能性があるといいます。

認知症は世界共通の課題

認知症に関しての課題は日本だけに限ったことではありません。
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。

認知症は老齢者がなるものとの認識が多いのですが、65再未満で発症する認知症を「若年性認知症」といい、日本全国で4万人近くいるといわれています。
そもそも認知能力が低下し始める年齢は、24歳であるとの研究も出ています。(カナダ・サイモンフレーザー大学が行った研究による)
誰しもが年齢にかかわらず認知症になる可能性をもち、かつ介護側となる可能性もあります。
介護離職、介護破産といった話題も増えており、決して他人事ではないのが「認知症」の問題なのです。

認知症の薬

日本国内では認知症の薬は4種類が認可されていますが、「治す」薬ではなくいずれも「症状の進行を遅らせる」薬です。認知症を「治す」薬の開発は難しく、2019年日本政府は認知症施策戦略として「予防と共生」を打ち出しました。
早期発見と早期予防で症状の進行を遅らせることで認知症の方がご本人らしく生きることのできる時間を長くできますし、ご家族・介護者の負担を軽減することにもつながります。

認知症の症状の進行には個人差があり、初期から高度の認知症に至るまでの期間は3.4年〜10年程度といわれています。
しかしそのうちの75%が中期になって初めて病院にかかるため、患者本人の苦悩や介護者の負担というものは大きくならざるを得ません。

今でも認知症治療薬の開発は進んでいますが、そもそもの認知症の原因となるものについて論争が残っており、先行きは不透明です。

早期発見・早期予防のために

香りの効果
そこでやはりポイントとなるのが「早期発見・早期予防」です。
特に誰しもが取り組める早期予防でお手軽な方法をご紹介します。
それが「メディカルアロマ」。

西洋医学を補完する代替医療としてヨーロッパを中心に盛んなのがメディカルアロマテラピーです。

香り=癒やしのイメージが日本では強いアロマですが、アロマテラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)の薬理効果が認知症予防に活用できるという研究が進み、論文も日本から出ています。

認知症はもの忘れから始まるといわれていますが、実は嗅覚障害が先に起こることがわかりました。
最初に臭神経が障害され、次いで海馬の神経細胞が障害がおきます。
気づかないうちに嗅覚障害が起こっているが、しかし物忘れなどの症状がまだ起きていない、ごく初期の段階で嗅覚刺激を行うことで認知症を予防すると考えられています。

この嗅覚刺激というのがポイントで、嗅覚は五感の中で唯一、脳へ直接刺激を与えることができる感覚です。
匂いを嗅ぐと、空気と一緒に鼻腔へ入り、鼻腔の最上部にある嗅上皮の嗅毛に付着します。すると嗅細胞から電気信号が発生し、嗅神経を伝って情報を脳に伝えます。
精油(エッセンシャルオイル)の分子はとても小さく身体にも取り込まれやすいため、成分が持つ薬理効果で神経細胞を活性化させることが分かりました。

【参照】過去記事:アロマテラピーとイギリス式アロマ・フランス式アロマ

普段の生活から取り組める認知症予防とは

アロマの力
アロマテラピーで使われる精油(エッセンシャルオイル)は多種多様な植物から作り出されます。
植物の種類や部位によって、作り出される成分が異なり、それぞれに作用が異なります。
biossentielのオイルvividは、精油の調合文化が進んだフランスのアロマテラピー第一人者が認知症予防を目的の一つとして特別に調合(ブレンド)した精油です。

「香りを嗅ぐ」。両手を塞ぐこともなく、意識的にすることでもなく、仕事中・就寝時ですらできる認知症予防のための最も簡単な対策といえます。
植物の力、そして香りの力を借りて、生活の質・健康生活の底上げをしていきましょう。

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