「新陳代謝」という言葉を聞くと、「新」しいものに「代」わるという文字から生命力を想起します。とはいえ、古い細胞に代わって新しいものに入れ替わるので、古い細胞は死ななければなりません。
「死」があるからこそ「生」を保ち、人々は生きているのです。
この「細胞の計画的な死」、それがアポトーシスです。
アポトーシスとは?
オタマジャクシは成長につれてしっぽがなくなる。
胎児が手を形成するときには水かきが取れ5本に指が分かれていく。
これがアポトーシスです。
アポトーシス(apoptosis)の語源はギリシャ語の
「apo-(離れる)」+「ptosis(落ちる)」に由来していて
まさしく枯れ葉が木から落ちることを意味しています。
木は冬の厳しい寒さで生き抜くために、本体を守るため葉を落として生き延びます。
それと同様、個体をよりよい状態に保つため積極的に引き起こされる「計画された細胞死」が
アポトーシスなのです。
痛くない「死」
アポトーシスが「計画的」であれば、ネクローシスは「事故的」。
やけどや打撲・切り傷など「制御されない細胞死」と定義されています。
やけどや切り傷では、細胞が膨張して破れ、中身がまき散らされます。
炎症反応が起き、それに伴って、痛みや発熱などが起きます。
一方、アポトーシスの特徴は炎症が起きず、痛みがないこと。
イメージしやすいのは
よく日焼けした肌が、パリパリと剥ける。これもアポトーシスですが、
(無理に剥がそうとしたときを除き)痛みがありません。
計画的に内部構造が壊され、小さく断片化されて処理が順次進むため痛みを生じないのです。
がん細胞とアポトーシス
しかもその数1日に数千個もあるとも言われています。
それでも私たちが健康に生活できるのは、
がん細胞ができるとすぐに免疫細胞によってがん細胞を修復または排除、
もしくは、がん細胞にアポトーシスを誘導して自ら消滅させたりしているからです。
新陳代謝だけでなく、日々生まれるがん細胞をがん化させないために機能しているのが
アポトーシスなのです。
アポトーシスと深く関わるミトコンドリア
何をしたらアポトーシスが起きるのでしょうか?
アポトーシスに深く関わりのあるのが「ミトコンドリア」です。
ミトコンドリアが活性化し、シトクロムCという物質を出すことによって、
がん細胞のアポトーシスが誘導されると考えられています。
もし、ミトコンドリアの機能が低下しまうと、がん細胞のアポトーシスを行えず、
細胞のがん化につながってしまうのです。
ミトコンドリアの活性化にプラズマ療法
しかしミトコンドリアの働きは加齢とともに数の減少と生産効率が下がることがわかっています。
がんや糖尿病、認知症といった病気から、老化や肌荒れ・無気力、疲れなど様々な不調は
ミトコンドリアの不調が原因であることが多いのです。
ミトコンドリアを増やし、質を上げることが大切です。
そのためには運動・体を温める、健康な食事などが必要となりますが、
忙しい毎日の中で続けるのは難しいこともあります。
月に1回プラズマパルサーにかかり、プラズマウォーターを飲み続ける。
手軽に始めるミトコンドリア活性化を試してみませんか?
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プラズマ療法は、
一酸化窒素(NO)と振動する電子(e-)を体内へ大量に供給することによって
ミトコンドリアを活性化させ、皆様の健康な生活を応援する療法です。