7月に入り、30℃超えを記録する地域も多く見られます。梅雨明け前は湿度も高く、高温多湿環境にまだ体が慣れていない状態では夏バテする人も増えてしまいます。夏バテの代表例が食欲不振。これから始まる本格的な夏を迎える準備をするためにも、夏の食欲不振対策を考えていきましょう。
夏の食欲不振の原因と影響
暑さや湿度の高さが食欲不振を引き起こす一因となります。栄養不足になると、夏バテをしやすくなったり、代謝が落ちて太りやすくなるため、食事には注意をはらうことが大切です。
なぜ、夏の暑い時期には食欲不振になりやすいのでしょうか。
原因を考えていきましょう。
原因1:基礎代謝量が低下する
人は安静状態でも、呼吸や血液の循環、体内での消化や分解、体温維持をしているだけでもエネルギーを消費しています。この基礎代謝は外界の温度差によって上下します。 冬は気温が低いので、体を温めるために基礎代謝が上がります。 では夏はというと、外の気温が高いので他の季節に比べると基礎代謝は下がり、エネルギーの消費が減ります。基礎代謝量が減る分、お腹も減りにくくなるという訳です。
原因2:内臓機能の低下
同時に、汗をかいた分水分を補給しようと、摂取する水分量も増えます。
冷たいものを口にすると、口の中や喉は冷たくて気持ちよいのですが、腸は冷えに弱いため胃腸機能の低下を招きやすくなります。
胃腸の不振は当然食欲にも影響してきてしまうのです。
原因3:自律神経の乱れ
自律神経は腸の働きを司っている神経のため、自律神経の弱まりは腸の働きが弱まることにも直結していき、食欲不振に繋がります。
アロマテラピーの活用がおすすめ
アロマテラピーがおすすめの理由は、その気軽さです。暑い日が続く中、外出したり運動するのは億劫に感じますし、スタミナのある食事のための買い物や外出も毎日続くと負担です。アロマテラピーはオイルと芳香のための道具があればどこでも気軽に行うことができます。部屋や車などでアロマの香りを置くことで、仕事中でもリラックス中でも自然とアロマテラピーができることがメリットです。
またリラックスタイムや就寝前などの短い時間でも、アロママッサージをすることでリラックス効果や消化促進効果をもたらし、食欲を増進させる効果があります。自分の生活スタイルの中で無理なく試せるのは大きな魅力です。
夏に効果的なアロマオイルの紹介
食欲不振には、ベルガモットオイルやレモンもリフレッシュ効果があり、消化を促し結果、食欲アップ効果も期待できます。
クーラーによる冷えにはローズマリーやスコッチパイン、ビターオレンジを数滴ずつお湯を張った大きめの洗面器に入れ、足浴をすることで血液循環を改善しましょう。
ビオセンシィエールなら多様な使い方が可能
空気中にスプレーするタイプのAIR SYNERGYシリーズでは元気がほしいときに気分を軽やかにしてくれるスタッカート、リラックスしたいときに澄んだ空気に包まれるプロヴァンサルなど、その時の気分に合わせて専門家によって調合された目的別のブレンドオイルが選べます。複数のオイルがブレンドされることによる相乗効果で単品のオイルでは得られない深い香りと様々な効果を感じることができます。
夏の食欲不振に悩む方は、アロマテラピーを取り入れて心地よい香りと共に健康な食欲を取り戻してみてください。