「会社に行くのがいやだな」や
「今日の会議で発言しなければならない」と考えたときに、
お腹の調子が悪くなることはありませんか?
ストレスに満ちた現代社会では、検査しても異常が無いのに下痢や便秘を繰り返す便通以上の人が増えています。
「過敏性腸症候群」というのを聞いたことがある人も多いかもしれません。
なぜ、ストレスを感じると腸に異常が現れるのか。
当たり前のようですが、よくよく考えると不思議です。
脳のストレスは腸にくる
腔腸動物は、その名の通り腸しか持っていませんから、腸で判断して生きています。
食べ物が入ってくれば消化し排出します。
有害物質が入ってくれば、ブロックし排除します。
脳からの指令を必要とせず、腸でさまざまな判断を下しています。
腔腸動物から進化してきた人間の腸にはたくさんの神経叢が集中しています。
他の臓器には見られない特徴で、腸が「第二の脳」と呼ばれる所以です。
だからこそ、強いストレスを受けると心にダメージを受けると同時に、お腹の具合も悪くなるのです。
脳で考えたことは腸に、腸で感じたことは脳にダイレクトに伝わるようになっており、
「脳腸相関」という言葉があるほど、脳と腸には密接な関係があります。
ストレスを感じると起こる腸内変化
免疫反応は大腸に住む腸内細菌の数や種類が決めていますから、腸内細菌が減少すると当然免疫力は低下します。
逆に、ストレスがない状況では、便通異常は起こらないし、腸内細菌のバランスも保たれて健康でいられます。
腸内細菌のバランスが良ければ、免疫力が上がってストレスにも強くなるともいえるのです。
腸内細菌は健康のバロメーター
バランスというのは「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」のバランスのことをいいます。
悪玉菌は不要と考える人もいるかもしれませんが、本来は腸内細菌に善も悪もありません。
悪玉菌は確かに悪い作用をもたらすこともあり、増えすぎることで悪い面が突出してしまいますが、
体にとって必要な働きもしています。
例えば、大腸菌にはビタミンを合成したり、他の有害な細菌が大腸に定着するのを阻害する作用もあります。
善玉菌がたくさんいて、悪玉菌を押さえてバランスを保つことができれば、何も問題は起こらないのです。
善玉菌いっぱい、日和見菌ほどほど、悪玉菌少々が、腸内細菌類の最もバランスが取れた状態といえます。
善玉菌を増やすには
日本人の多くが食物繊維の摂取量が減っていますので、意識的に摂っていくことが大切です。
そして、2つめが善玉菌そのものを摂取することです。
いくらエサを増やしても、エサを食べる善玉菌そのものが少なければ効果は上がりません。
エサだけでなく、善玉菌そのものを同時に摂取することが効率的です。
食事で摂ることを考える場合、善玉菌は発酵食品から摂ることができます。
味噌、醤油、ヨーグルト、チーズ、漬物、キムチ、納豆、日本酒などがあげられます。
忙しく、なかなか食事で摂れない場合は、食物繊維たっぷりの食事と合わせてサプリメントを上手に活用するのも一つの手です。
健康な身体を支える「ビオフォーラ」
乳酸菌は主に糖を分解する能力を持っていますが、私たちに必要な栄養素はタンパク質、ミネラルなど多種多様にあります。摂取する栄養素や各種サプリメント等を効率よく吸収し体内で効果的に働かせるためには、複数の細菌をバランス良く摂ることが大切です。
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