体の老化サインの一つに「加齢臭」があります。
一般的に40代以降にみられる独自の体臭で男性に多いことから「オヤジ臭」ともいわれることもあります。
男性だけでなく女性でも加齢臭は発生することもあり、自身では気づきにくいことから中年以降の男女を悩ませる症状でもあります。
加齢臭の正体
細胞の新陳代謝の衰えと同時に、不摂生な生活、ストレスなども相まって加齢臭は発生しやすくなるのです。
活性酸素とは
活性酸素は知らず知らずのうちに強力な酸化力で細胞を酸化して壊し、がんの発症や動脈硬化、糖尿病、認知症の発症などに多く関わっているといわれています。
それでも全ての人がすぐに病気にならない要因は、ミトコンドリアの質にあります。ミトコンドリアには活性酸素の害を打ち消す物質が備わっていて、元気な質の良いミトコンドリアはエネルギーを作りながら活性酸素の害を除きます。ところが、老化により細胞を作り替える新陳代謝が弱ってくるとミトコンドリアも古くなり、質の悪いミトコンドリアになることで活性酸素の害を無害化しきれなくなってしまうのです。
こうして、生まれる活性酸素が無害化されずに体の様々な箇所で影響を及ぼす(酸化を進める)ことの一つがノネナールの発生=加齢臭の発生です。
身近でできる加齢臭対策
ノネナールの生成を抑えること・皮脂を酸化させないことを考えると、具体的には下記の対策をとっていくのがおすすめです。
・脂質の過剰摂取を避ける
・抗酸化物質を含む食べ物を摂取する(ゴマ・アボカド・キャベツ・セロリ・ほうれん草など)
・アルコールの量を1日20g以下にする
・30分以上の運動を週2回する
・睡眠時間の確保
・禁煙
また、シャワーで済ませるのではなく湯船につかることで、生成されてしまったノネナールを除去することができます。
入浴は血流を良くして新陳代謝をアップするので発生と除去の効果が期待できます。
プラズマ療法でミトコンドリアを活性させる
プラズマ療法は、活性酸素を発生させずにミトコンドリアがATPをつくるためのエネルギーを充填します。
酸化を防ぐための食事や運動ももちろん有効ですが、ミトコンドリアの質が悪くなる一方では食事・運動対策も追いついていきません。
ミトコンドリアのATP生産のためのエネルギーが十分届くことにより、エネルギー生産量が増え、細胞や組織の機能が正常化されていくことでミトコンドリアが古くなることを防ぎ、良い質のミトコンドリアを維持することができます。質の良いミトコンドリアは活性酸素を無害化してくれるので、活性酸素による影響も減らすことができます。
バランスの良い食事や適度な運動が維持できることがベストですが、毎日忙しく過ごすことの多い皆様に、
気軽に取り組めるプラズマ療法はおすすめです。